2015年3月11日水曜日

春合宿のご報告

こんにちは。新2回生、春合宿チーフの高橋と申します。

今年の春合宿は、淡路島のエトワール生石という合宿所に行って参りました。3月2日から5日の4日間で、合計23時間半の練習を行ったことになります。旧4回生が卒団してから初めての合宿でしたが、団員一人ひとりに自立の心が芽生えるよい機会になったのではないでしょうか。

練習内容としては、6月5日に行われる関西学生混声合唱連盟第46回定期演奏会の合同ステージで演奏する委嘱初演作品や、7月5日に行われるパナソニック合唱団さん、立命館大学混声合唱団メディックスさんとのジョイントコンサートの合同ステージで演奏するプッチーニのミサ曲、そして新入生歓迎イベントで演奏する愛唱曲等を行いました。もちろん、単独ステージで演奏する曲にも力を入れて練習を行いました。

特筆すべきは、初の試みである少人数アンサンブルコンテストでしょう。あらかじめ団員を4つのグループに分け、課題曲と自由曲の枠を設定し、自主的に練習を行わせたり、自由曲をそれぞれで選曲させたりしました。主なねらいは、少人数になることで一人一人が主体的に歌うことを覚えることです。そのねらい通り、この大会によって主体性が育まれた団員も多かったことと思われます。例年にない試みでしたが、これからの練習に向けての効果的なインセンティブとなったのではないでしょうか。

合宿所は、建築されてから未だ15年ほどしか経っていないとても綺麗な場所であり、食事も海の幸が程よく盛り込まれた美味なものでした。さらに、近隣に住宅がなく、耳をすませば波の音が聞こえてきそうなほど静かな環境であり、そのおかげで非常に快適に練習を行うことができました。団員もみなこの場所に満足しており、改めて環境の大切さを思い知らされたようです。

合宿マネージャー 高橋悠介