2013年12月25日水曜日

第51回定期演奏会のご報告

去る12月7日にアポロンの今年1年間の集大成である第51回定期演奏会を開催しました。
ご来場くださいました皆様、誠にありがとうございました。
2013年度の運営を担っていた四役(部長・副部長・チーフマネージャー・正指揮者)からの挨拶をもって定期演奏会のご報告とさせていただきます。


2013年度部長を務めさせていただきました、ベースの藤下峻と申します。
我々神戸大学混声合唱団アポロンは12月7日(土)に神戸芸術センター芸術劇場にて第51回定期演奏会を行いました。ご来場いただきました皆様に改めて心より御礼申し上げます。
 
今年は当団では初の試みとなる海外の合唱団とのジョイントコンサートや3年ぶりのコンクールへの出場、客演指揮者の高嶋先生ステージなどアポロンにとって非常に刺激の多い1年となりましたが、いま改めてこの一年間を振り返ったとき、大きな目標や課題に対して良い意味で「アポロンらしく」取り組めたこと、そしてまたこれらの経験を得てアポロンの成長を実感できたことを非常に嬉しく感じています。これにて2013年度の活動が終わり我々4年生は引退いたしますが、今年得ることができた出会いや経験をエネルギーとして、また1年後さらにパワーアップした姿が見られるであろうことを期待しながら、これからは一人のOBとしてアポロンをサポートしていきたいと思います。                         
 
最後になりましたが、本年度のアポロンの活動を支えていただいたすべての皆様に厚く御礼申し上げたいと思います。ありがとうございました。  これからもアポロンに対してご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。

部長 藤下峻

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先日行われました定期演奏会についてご報告申し上げます。
神戸大学混声合唱団アポロンは2013年12月7日神戸芸術センターにおいて第51回 定期演奏会を開催いたしました。 当日ご来場いただいた皆様、遠くから応援してくださった皆様、誠にありがとう ございました。 大きなトラブルもなく、無事に演奏会を開催することができましたことを心より うれしく思います。
 
今年の定期演奏会には客演ステージに高嶋昌二先生と藤澤篤子先生、学生副指揮者のステージに由井敦子先生をお招きしました。 高嶋先生の熱い指揮や発声法、藤澤先生・由井先生の美しいピアノに導かれて、 団員一人一人、そしてアポロン全体は一回り成長することができたように思います。 アポロンが一年の集大成たる定期演奏会を今年も迎えられたのも、ご指導くださった先生方、日々お世話になっているボイストレーナーの先生方、一緒に歌ってきた団員たち、そしてここまでアポロンを応援してくださった皆様のおかげだと思っております。心よりお礼申し上げます。
 
さて、定期演奏会を終えて4回生は卒団し、新2~4回生による新体制でのアポロ ンがスタートしました。 これからのアポロンも良き音楽を目指して、日々邁進してくれることと思います。 ぜひとも皆様には変わらぬご指導・ご支援を賜りますようお願いしたく存じます。 これからも神戸大学混声合唱団アポロンをよろしくお願いいたします。
 
副部長 中村紘子

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こんにちは、62期チーフマネージャーを務めさせていただきました、大河原です。
まずは、第51回定期演奏会にお越しいただきました皆様、お楽しみいただけましたでしょうか。 皆様のご来場があって初めて、演奏会は成立いたします。 650名を超えるお客様が、年末の土曜日というお忙しい時期にアポロンのためにお時間をお作りいただいた、 という事実に、運営に携わった一同ともども、救われる思いでございます。 皆様のご来場に深く感謝いたします。
運営に携わった一同といえば、私は、チーフマネージャーという演奏会の運営全体を見渡す立場にいました。 レセプションパーティーでも申し上げましたが、この立場にいると、あらゆる立場から演奏会の成功に力を貸してくださる方々の姿を見ることができます。 客演の高嶋先生・藤澤先生・由井先生、名誉顧問の斉田先生・顧問の大田先生をはじめとした諸先生方、OBOGの皆様、ホールスタッフをはじめとした業者の方々、当日お手伝いの方々…… 「お陰様」という言葉の意味を、4年目にして噛みしめることとなりました。 本当にありがとうございました。
 
さて、こうして我々62期の活動も終わりを迎え、既に新体制でのアポロンは始動しております。 第51回定期演奏会にかかる後輩たちの働きを見ると、第52回定期演奏会はきっと素晴らしいものになると私は確信しています。 それを受け、最も若いOBとして、現在の現役団員を直接見てきた者として、以下のコメントをもってご挨拶に代えさせていただきます。 今後共、神戸大学混声合唱団アポロンをよろしくお願い致します。

チーフマネージャー 大河原修

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2013年度の正指揮者を務めました、田輪周一と申します
51回定期演奏会にご来場下さった皆様、まことにありがとうございました。
また、お世話になった諸先生方にも感謝申し上げます。
客演指揮の高嶋昌二先生は、当日まで感情のこもった指導・指揮で私たちを引っ張って下さいました。客演ピアニストの藤澤篤子先生、由井敦子先生、感性豊かな表現でいつも私たちに音楽の方向性を示して下さいました。名誉顧問の斉田好男先生には、何度も音楽の本質に迫る指導をしていただきました。顧問の大田美佐子先生はいつもアポロンの活動を支えてくださいました。
他にもOBOGの皆様を始め、アポロンにかかわりのあるすべての皆様に感謝申し上げます。本演奏会はすべての皆様のご協力あってこそ、成功を収めることが出来たと、心から感じております。本当にありがとうございました。

さて、本演奏会は、昨年度の第50回記念定期演奏会の節目に続く、第51回ということで、新しい一歩を踏み出すような気持ちでこの一年間を過ごして参りました。本演奏会のプログラムを見ますと、1stステージは新進気鋭の作曲家である上田真樹の「鎮魂の賦」、2ndステージは世界各国の現代作曲家の作品を集めたアラカルトステージと、“新しい一歩”に対する意気込みの感じられる、大変意欲的な選曲だったように思います。また、高嶋先生指揮の3rdステージでは横山潤子作曲、「たましいのスケジュール」を演奏しました。高嶋先生は、日本語の意味に深く踏み込むようなアプローチの音楽づくりをされ、いままでアポロンでは経験できなかったような世界観を作り出すことに成功していたように思います。
アポロンにはこれまで築いてきた伝統がありますが、それに加え、それぞれのステージで、新しい一面を発揮できたのではないかと思います。
来年度も常に前進し続けるアポロンであってほしいと願っています。

正指揮者 田輪周一

2013年12月17日火曜日

レパートリー交歓会のご報告

こんにちは。63期副指揮者を務めております。和田爽良と申します。
大変遅くなりましたが、10月に行われた兵庫県合唱連盟大学部会と11月に行われた関西学生混声合唱連盟(関混連)のレパートリー交歓会のご報告をさせていただきます。
 
兵庫県大学部会の交歓会では、定期演奏会第1ステージで演奏する、上田真樹作曲「鎮魂の賦」より「鎮魂の呪」「死は安らかである」の2曲を、関混連の交歓会では定期演奏会第2ステージで演奏する、 A.Quintana作曲「Hodie Christus Natus Est」P.Villete作曲「Panis Angelicus 」、第2ステージの「鎮魂の賦」より「春の日」の3曲を演奏しました。
どちらの交歓会も、普段から交流の深い団体同士で切磋琢磨し、刺激し合って定期演奏会までのさらなる向上のための契機とすると同時に、団レベルでも個人レベルでも、チケット交換や交流会などにより親交を深めていくことを目的としています。 殊関混連に関しては、毎年合同で定期演奏会を行うこともあり、このような機会を利用した交流は良い演奏をするためにも不可欠であると考えております。
 
最後に、去る12月7日(日)に行われた第51回定期演奏会にご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。ご報告は後日改めて行わさせていただきます。
 
第63期副指揮者 和田爽良

2013年11月8日金曜日

灘区コーラスフェスティバルと合唱コンクールのご報告

こんにちは。62期正指揮者を務めております、田輪周一です。
大変遅くなりましたが、今月行われた灘区コーラスフェスティバルと第68回関西合唱コンクールの報告を致します。

10/6()に行われた灘区コーラスフェスティバルは、その名の通り、灘区の合唱団が集う催しです。どの団体もレベルが高く、それぞれ個性的な演奏を披露しました。
我々アポロンは、関西合唱コンクール1週間前ということで、コンクールの課題曲と自由曲を演奏致しました。まだまだ練り上げられていない部分も多くありましたが、その反省もあってか、コンクールに向けた次の一週間で急激に完成度が高まりました。
全体合唱では、はもーるKOBEの岸本雅弘先生の指揮のもと、会場の全員でBusto編曲によるFurusato(ふるさと)を演奏しました。岸本先生の熱い指揮と歌い手の声によって、会場に懐かしいメロディーが満たされました。


関西合唱コンクールでは、アポロンは10/13()に行われた大学ユースの部、大人数の部に出場致しました。

神戸大学混声合唱団アポロン、結果は……、“金賞”でした!

また、私も学生指揮者賞を頂くことが出来ました。
全国大会出場はなりませんでしたが、よい結果が得られたと思います。応援して下さったみなさま、いつもアポロンの活動を支えてくださるOBOGのみなさま、ボイストレーナーの先生方、顧問の先生方、本当に感謝しています。ありがとうございました。

ポロンの演奏曲目は以下の通りです。 

         課題曲 G3 どうしてだろうと (詩:まどみちお 曲:鈴木憲夫)

             自由曲 Dum medium silentium (曲:Vitautas Miskinis)

 審査発表のときは、ずっとハラハラしっぱなしでした。金賞が発表されたときは、嬉しいというよりは、ほっとした気持ちだったというのが正直な気持ちでした。
しばらくして、本番で良い音楽が出来たこと、それが認められたことの喜びが段々と湧いてきました。団員達も、厳しいスケジュールの中、本番直前まで演奏を磨く努力をしてくれました。コンクールを通して、良い音楽を作る喜びを分かちあえたなら、これに勝る喜びはありません。

12月の定期演奏会も、良い音楽をお届けできるよう、精進していきます。


62期正指揮者 田輪周一

夏合宿のご報告

7月15日より、アポロンはハチ高原のホテルサン ダイフクにて6日間の合宿を行いました!
定期演奏会で披露するレパートリーすべての音取りが完了し12/7に向けてスパートを切っていく一方で、本年度はコンクールに出場するということもあり、「一曲へ懸ける作りこみ」という点も意識して 練習を行いました。
また少人数でコンクールの課題 曲を練習して全体で発表会を行うなど一人ひとりが歌い手としての役割を再認識できた合宿であったと思います。
また、今回の合宿は本年度の定期演奏会の客演指揮者である高嶋昌二先生の初練習がありどんな指導 をいただけるのか団員一同緊張していましたが、発声法をメインとした熱血的かつ丁寧な指導で、目から鱗が取落ちたというメンバーも多く見られました。
今年入部した1年生の仲も深まってきたようで、 合宿恒例のホームコンサートではアラジンの「A whole New World」を、最終練習後の打ち上げでは クオリティの高いミニコントを披露してくれました。これからの彼らの活躍も期待です!
 
12/7の定期演奏会ではこの合宿で得た成果を発揮して良い演奏をしたいと思います。ご期待下さい!

部長 藤下峻

2013年8月3日土曜日

ジョイントコンサートのご報告

7月14日に、神戸大学混声合唱団アポロン・神戸大学混声合唱団エルデ・フィリピンの合唱団University of the East Choralの3団によるジョイントコンサートを開催しました。お越しくださった皆様、ありがとうございました。
 
このコンサートはフィリピン人作曲家のJ.Pamintuan先生と岸本雅弘先生のアイディアから始まり、1年半をかけて準備してきました。 海外の合唱団を招聘してのコンサートは、アポロン・エルデどちらにとっても初めての試みでしたがアドバイザーの岸本先生などたくさんの方々の協力もあって、何とか開催することができました。
 University of the East Choralの演奏はとてもパワフルで、とても28人の演奏とは思えない迫力のあるものでした。 3団合同のステージでは歌い手がそれぞれの音楽を感じ、互いに良い経験になったのではと思います。
University of the East Choralのメンバーは音楽もさることながら人柄も非常に魅力的な人々でした。 とても気さくで、彼らとは交流会やレセプション、また有志による観光などで交流を深めることができました。 このコンサートを通じて芽生えた友情が、これからも続いていくことを願っています。
 
また単独ステージは、今年入部した1回生にとってアポロン単体での初めてのステージでした。 合唱祭や合同練習など忙しい前期の活動でしたが、ジョイントコンサートまで1回生全員と共に活動できたことをとても嬉しく思います。
今回の演奏会で得たことや反省を活かして、後期に控えたコンクール・定期演奏会という大きなイベントにむけて日々邁進していきたいと思います。
 
副部長 中村紘子

2013年6月20日木曜日

関混連第44回定期演奏会のご報告

6月7日(金)に関西学生混声合唱連盟第44回定期演奏会が開催され、我々アポロンも出演いたしました。 会場に足をお運びくださったみなさま、ありがとうございました。
 
 単独ステージでは、それぞれの合唱団が、個性豊かな選曲と演奏で、それぞれの音楽を披露しました。
アポロンは今回、現代無伴奏宗教曲のレパートリーに挑戦しました。難曲に苦戦しながらも、なんとか本番を乗り切ることができました。これから、曲の良さがもっと発揮できるよう練習していきたいと思います。
合同ステージでは、ヴォーカルアンサンブル《EST》音楽監督を務める、向井正雄先生を客演にお招きし、時代の異なる3曲の宗教曲を演奏しました。
どれも大曲かつ難曲でしたが、向井先生の、潜在能力を引き出すような指導と、魂のこもった指揮のもと、生命力あふれる音楽が生み出されました。向井先生を客演にお迎えできて本当によかったと思います。向井先生には本当に感謝しています。
 
私が関混連定演に出演するのは今回が最後でしたが、来年度もまた、素晴らしい演奏会になるよう期待しています。
 
チーフコンダクター 田輪周一

2013年5月8日水曜日

体験ツアーのご報告

こんにちは!気温はまだまだ不安定ですが、初夏を感じさせる季節になってきました。
 
そんな初夏の日差しが眩しい中、私たちは5/3(金)~5/5(日)の2泊3日間、体験ツアーで小豆島に行ってきました!
2月中旬から始まった新歓の最終イベントということで、女性11名・男性7名、総勢18名もの新入生が参加してくれ、大変賑やかな合宿となりました。
 
今年度の体験ツアーでは、帰りの船を神戸着のフェリーにしてみたり、最終日にマルキン醤油記念館に行ってみたり、毎年お世話になっているオリーブユースホステルさんのお力添えのもと新たな試みをさせていただきました。
 
3日間を終え、最初は緊張していた新入生からも「楽しかった!」「新入生同士で仲良くなれた」「同じパートになった先輩とたくさん話すことができてよかった」という声を聞くことができ、大変嬉しく思います。

そして明日の木曜日から新入生を迎えての練習がついに始まります。これから合唱祭やジョイントコンサートで一緒に演奏を作り上げる仲間として、ともに練習に励んでいきたいと思います!
 
2回ソプラノ/体験ツアーチーフ/小笠原由子
 

第二回関混連合同練習のご報告

先月4/26(金)に関西学生混声合唱連盟第44回定期演奏会の第二回目の合同練習を茨木市のオークシアターにて行いました。

前回同様、客演指揮の向井先生に起こしいただき3時間の長時間にわたり練習を見ていただきました。

学生は金曜日の授業後ということで少し疲労した様子も見られましたが、向井先生のすばらしい指導のもと集中して練習に臨めました。
細かい音についてはまだ完璧ではないですが、学生だけの練習ではなかなかつかめなかった曲の完成形もようやくつかめてきました

そして関混連の定期演奏会までついにあと約1か月となりました。
関混連常任委員会委員長として、また合同曲の技術系として、いい演奏会になるよう精一杯尽力して参ります。
今回の演奏会は平日ということで、都合のつきにくい方もいらっしゃることかと存じますが、ぜひ足をお運びください。
3回生 常任 三原秀司
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2013 年 6 月 7 日 (金) 
開場 16:45 開演 17:30
場所:兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール 入場料:1000円
客演指揮:向井正雄
 

Bustoセミナーのご報告

 
4月20日にスペイン・バスク地方の作曲家である、Javier Busto先生をお招きした合唱セミナーが行われ、我々アポロンも参加させていただきました。
セミナーではBusto先生の曲である、「O sacurm convivium」を指導して頂きました。
 
先生はフレンドリーな人柄で、楽しい指導をなさるかたでした。
一方で内容は、"楽曲を理解して歌う"というもので、深い音楽づくりをレクチャーしていただきました。そのため、これからの練習の方向性をつかめたと思います。
作曲者本人に指導していただけたのは本当に幸運でした。
アポロンのレッスン後には個人的に少しお話していただきました。そのときに、「良い合唱団だ、これからもっと成長できる可能性を秘めているから励みなさい」というようなお言葉をいただきました。期待に答えられるよう、一生懸命取り組んでいきたいと思います。
 
4回生 チーフコンダクター 田輪周一

2013年4月6日土曜日

関混連合同練習のご報告

 
関西学生混声合唱連盟第44回定期演奏会の合同練習が3月27日に行われました。
三重県から客演指揮の向井先生にお越しいただき、約4時間にわたって指導していただきました。
学生だけで練習している時は曲の雰囲気や構成がわからない部分もありましたが、先生が解説を挟みながらアツい指揮をしてくださり、曲の全体像が少し見えてきました。
 
練習の後には関混連顧問の本城先生もお呼びして交流会を行いました。互いに情報交換して有意義な時間を過ごすことができていました。今後も交流を深めて、良い合同ステージになればよいな、と思います。
また、向井先生は2年前の定演で客演指揮をしていただきましたが、「アポロンは本当にいい雰囲気で練習していたけど、今も変わらないね」と仰っておられました。
 
4月に入り新歓が始まっていますが、アポロンの雰囲気の良さを感じてもらい、多くの新入生が入部してくれるよう頑張っていこうと思います。
 
3回生 常任 高木聖子

2013年3月28日木曜日

ジョイント合練のご報告

今夏行われるジョイントコンサート“Trinitas”の合同練習が317日に神戸大学発達科学部で行われ、客演指揮者であるJohn August Pamintuan先生をお招きしてレッスンをしていただきました。
合同ステージではPamintuan先生をはじめフィリピンの作曲家による合唱曲をアラカルトでお届けする予定ですが、ちょうど練習の2日前にPamintuan先生への委嘱曲である『Trinitas』が私たちの手元に届き、レッスンではコンサートで演奏される全ての曲をそれぞれ少しずつ見ていただくことができました。
同じフィリピンの作曲家といっても聖書を現地語に訳した宗教曲からイスラム教のコーランを原典とした曲、日本語で作詩された曲、そしてラテン語によるHip-hopなど言語も思想も多様な曲が集められています。これまでの学生による練習だけでは曲に慣れるだけで精一杯でしたが、先生のレッスンを通じてそれぞれの曲に対して持っていたイメージが新たになり、感銘を覚えるとともに本番がいっそう待ち遠しくなりました。
 次回Pamintuan 先生に直接レッスンを受けられるのは本番前日の713日となり期間が大きく空きますが、そのときにはマニラのUniversity of the East Choraleも含めた唯一の3団合同練習となります。それまでに今回レッスンしていただいた内容を神戸の2団でしっかり復習し、新しく入ってくる1年生も楽しんで歌えるようにこれから準備を重ねていきたいと思います。
4回生 部長 藤下峻

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ジョイントコンサート“Trinitas
日時:2013714日(日)15:00開場 15:30開演
場所:神戸文化ホール大ホール.
客演指揮:John August Pamintuan
出演:神戸大学混声合唱団アポロン
神戸大学混声合唱団エルデ
University of the East Chorale
企画協力:岸本雅弘

春合宿のご報告

3月4日から7日まで三重県赤目口にて春合宿を行いました。

三泊四日の中で練習はもちろん、ホームコンサートやレクリエーションなどを楽しみ、充実した時間を過ごすことができました。

 練習では、今年度のレパートリーの曲や6月の関混連定演や7月のUniversity of the East Choralさん、同じ神大のエルデさんとのジョイントコンサート、また新歓で歌う曲をやりました。

 今回の春合宿では個人個人が目標を設定し、それに向けて努力し、その過程で新たに見つかった課題を見つめなおしました。中身の濃い意義のある練習ができたと思います。
またレクや寝食を共にすることで団員同士の距離がより一層縮まった合宿になりました。

 もうじき新しく一回生も入ってきます。

団員みんなで日々前進出来るよう練習に励みたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いいたします。

 
小島 圭悟/新2回テノール・春合宿チーフ

2013年1月1日火曜日

新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。2013年度アポロンの部長を務めさせていただきます、62期生の藤下峻と申します。

 昨年の定期演奏会につきましては第50回記念として管弦楽付きのOBOG合同ステージや信長貴富先生の委嘱作品「三つのバラード」の初演など、アポロン史上最大規模のプログラムでお送りいたしました。当団顧問の大田先生や技術顧問の斉田先生をはじめ、本演奏会に関わられた先生方、また演奏会開催にご協力いただいた150名を超えるOBOGの皆様、そして本演奏会にご来場いただいた皆様には改めて深く御礼申し上げます。

 それでは、今年度のアポロンの活動予定をご紹介したいと思います。まず6月7日(金)には関西学生混声合唱連盟の定期演奏会を、客演指揮者に以前アポロンでもお世話になりました向井正雄先生をお迎えして兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールにて開催いたします。また、7月14日(日)には神戸大学混声合唱団エルデ、国際コンクールで輝かしい実績を挙げているフィリピンの学生合唱団University of the East Choralとともに神戸文化ホール大ホールにてジョイントコンサート“Trinitas”を開催いたします。このコンサートの合同ステージでは新曲初演・指揮を、同国出身の作曲家・指揮者のJohn August Pamintuan先生に依頼しており、豪華なプログラムとなっております。  
また、今年度アポロンは全日本合唱連盟主催のコンクールにも出場を予定しております。コンクールで得た経験をアポロンの技術力向上へのステップとして、12月開催予定の第51回定期演奏会でも昨年に劣らない演奏を皆様にお送りしたいと思います。
  
本年も神戸大学混声合唱団アポロンをよろしくお願いいたします。

 神戸大学混声合唱団アポロン部長 藤下峻