2019年1月9日水曜日

新年のご挨拶/2019年度演奏会情報


 新年あけましておめでとうございます。この度、神戸大学混声合唱団アポロンの部長に就任いたしました第68期生ベースの川見祐樹と申します。
 昨年12月の第56回定期演奏会に足をお運びくださいました皆様、誠にありがとうございました。昨年は「Joint Concert 2018 -Ars novaを求めて-」や、5年ぶりの出場となった関西合唱コンクール、定期演奏会の相澤先生客演指揮ステージなどを通して貴重な経験をさせていただきました。このような環境で合唱活動ができることに感謝をしつつ、本年もアポロンは精力的に活動して参ります。よろしくお願いいたします。

 さて、ここで今年度の主な演奏会についてお知らせいたします。5月19日には、アポロンの所属する関西学生混声合唱連盟の第50回記念定期演奏会をザ・シンフォニーホールにて開催いたします。各団の単独ステージに加え、六大学合同ステージでは信長貴富先生の委嘱作品を客演指揮 雨森文也先生、客演ピアノ 平林知子先生で初演する予定です。また、関混連顧問の本城正博先生指揮によるOBOG合同ステージも予定しております。どうぞご期待ください。
 6月30日には広島県東広島市の広島大学サタケメモリアルホールにて、広島で活動されている合唱団あるさん、広島大学合唱団さんとのジョイントコンサートを予定しております。アポロンの活動拠点である兵庫・関西を飛び出して、今までアポロンの演奏を聴いたことがない皆様にも私たちの音楽をお届けいたします。
 そして12月14日、今年度の集大成となる第57回定期演奏会では、客演指揮に荻久保和明先生をお招きいたします。昨年の定期演奏会を超えるほど良い演奏会となることを目指し、団員一同精進して参ります。


 今年度の演奏会情報については、随時公式ホームページにて詳細をお知らせいたします。重ね重ねになりますが、本年もアポロンをどうぞよろしくお願いいたします。

神戸大学混声合唱団アポロン
第68期部長
川見祐樹



第56回定期演奏会 終演報告

やや遅くなってしまいましたが、新年あけましておめでとうございます。
2019年もアポロンをよろしくお願いいたします。
昨年の話にはなりますが、アポロンは2018年12月16日に第56回定期演奏会を行いました。
この定期演奏会をもって卒団した67期生を代表し、旧役員(運営系)よりご挨拶申し上げます。



 2018年度の副部長を務めさせていただきました、藤山佳貴と申します。
 第56回定期演奏会にお越しいただきありがとうございました。今年度は相澤先生を客演指揮としてお越しいただき、客演ピアノとしてお越しいただいた名田綾子先生ご本人が作曲された曲集『希望』を演奏するという大変貴重な経験をさせていただいた演奏会となりました。第一ステージの松下耕先生による民謡アラカルト、第二ステージの千原英喜先生の『マリア・オリエンタリス』を含めて全て日本語によるステージでしたが3ステージともに異なるテイストの音楽であり、演奏会では3つの色をお楽しみいただけたかと思います。
 今年はコンクールに出場したことや例年よりも1ステージ減ったことで、各ステージ・各曲に対して濃い密度で取り組むことができ、団員にとっても良い経験になったものかと思います。これらの経験は決して学生だけでは得ることが出来るものではなく、客演の先生方、練習を含めていつも面倒を見てくださる名誉顧問の斉田好男先生、顧問の大田美佐子先生、発声を見ていただいている各パートのボイストレーナー、OB・OGの方々、日ごろお世話になっている方々の支えがあってこそです。ありがとうございました。
 アポロンは合唱部ではありますが、合唱によって音楽を作り上げる過程で大学合唱団ならではの経験や価値観を得ることができると実感しました。そんなアポロンのすばらしい伝統を引継ぎながらも、2019年も後輩たちが引き続きより良いアポロンにしていってくれると期待しています。
 これからも神戸大学混声合唱団アポロンよろしくお願いします。

神戸大学混声合唱団アポロン
67期副部長
藤山佳貴



 2018年度チーフマネージャーを務めました丸田と申します。皆様には平素より大変お世話になっており、心より感謝申し上げます。
 第56回定期演奏会にお越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。昨年のこととなりましたが、皆様には非常に熱いご高評を頂き、我々としても「出し切った」演奏会となりました。演奏会の成功も現役団員の努力、並びに陰ながら応援して頂ける皆様のお力添えがあったからこそだと感じております。
 今年一年間の我々役員は団の結束を強くするための取り組みをおおくチャレンジしてきました。
 主にはコンダクターである浜田やサブコンである佐々木が皆が意欲的になるような練習をしてモチベーションを高めていただき、おかげで私も肩に力が入りすぎることなく一年を過ごすことが出来ました。
 夏合宿では、合宿の日数を減らして団員の身体的かつ経済的な負担を軽減することで、効率の良い練習を目指すことができ、コンクールに出場することで団員全員が音楽に真面目に取り組めるという技術面で充実した一年でした。
 今年は天災で依頼演奏が減ったにも関わらず、定期演奏会までに完成度を高めていけたのも、「団員全員で音楽に取り組む」ということが成し遂げた結果だと感じております。
私自身、チーフマネージャーとしてなにも大きなことを成し遂げたわけではありませんが、定期演奏会が終わった後の御来場いただいたお客様の笑顔やお言葉、同級生そして後輩の表情でこの一年間チーフマネージャーという立場でいたことに誇りをもてたと共に、大変に恵まれていたのだと感じました。
 こんなにも素晴らしい後輩たちの率いる次世代からのアポロンも、きっとイキイキとしてとっても素敵に違いありません。
 最後になりましたが、2018年度を牽引してきた67期生は引退となりますが、次世代も、もっと先の世代も、アポロンはずっと良い大学合唱団であり続けますので、どうか皆様末永く応援よろしくお願い致します。

神戸大学混声合唱団アポロン
第67代チーフマネージャー
丸田真理子



 正指揮者を務めていました、浜田道也と申します。定期演奏会に来てくださった皆さま、本当にありがとうございます。
 今年はコンクールに出場するなど、普段とは違ったアポロンになりましたが、団員一同精一杯演奏して、無事定期演奏会を成功することができ、大変嬉しく思います。
 来年はまた素晴らしいアポロンを作ってくれることを今度はOBとして楽しみにしております。来年度のアポロンもどうかよろしくお願い致します。

神戸大学混声合唱団アポロン
第67期正指揮者
浜田道也



 第56回定期演奏会は無事に終了致しました。
 まず、この演奏会に関わってくださった皆様にお礼を申し上げます。この4年間色々なことがありました。ここまで到達できたのは、みなさまの支えがあったからこそだと思います。加えて、67期の絆が深かったことも大きな理由だと考えています。そこで、67期の絆が生み出した成果物をここに掲載し私からの終演報告とさせて頂きます。
最後の定期演奏会
ぼくたち私たちは
卒団します
楽しかった運動会
そんな行事もたくさんありますが
ぼくたちわたしたちは
アポロンに歴史を刻みました
定期演奏会では
はちまきをちゃんと
返しました
もちろん洗濯もしました
そんなことより本番では
腹痛と闘いました
ぜひ私たちの定期演奏会に来てください
頑張ります!
 以上です。4年間ありがとうございました!

神戸大学混声合唱団アポロン
67期部長
手塚義人

2018年10月3日水曜日

2018年夏合宿のご報告


 9月10日~9月14日まで、4泊5日の合宿に行ってきました!昨年までは5泊6日の日程でしたが、今年は10月にコンクールも控えているため効率的な練習と団員の体調を考慮し4泊5日に短縮されました。合宿前は十分な練習ができるかどうか不安な団員もいたとは思いますが、個人的には去年よりもみんなが集中して練習に取り組んでおり有意義で濃厚な時間を過ごせたと感じています。斉田先生も来てくださり、私たちの演奏が大きく成長したのと同時に多くの課題も見つかり、これからの練習へのステップとなりました。
 また、合宿の夜には、一日目は肝試し、三日目はホームコンサート、四日目はファイヤーストームやコンパを行うなど練習以外にも団員の絆を深めるためのイベントが多数企画されました。ホームコンサートではいつも以上にハイクオリティーな有志が披露され、斉田先生にもお褒めの言葉をいただきました。特に、一回生の回混はレベルが高く、成長がみられたのを喜ぶと同時に、上回生も負けていられないと思わせるようなすばらしい演奏でした。
 最後に合宿マネージャーチーフとして一言。合宿先である「ロッジ 万両」の方々には本当によくしてくださり、おかげでスムーズにスケジュールが進み、練習に集中することができました。毎回の食事も本当においしく、ハードな練習の合間の励みになっていました。それから、アポロンの運営の先輩方を含め、合宿の運営を支えてくれたすべての団員には言葉では表せないほど感謝しています。合宿所の方々、各役職の方々、本当にありがとうございました。

69期 合宿マネージャー 竹内涼子

2018年5月29日火曜日

関西学生混声合唱連盟第49回定期演奏会のご報告

こんにちは!
67期チーフマネージャーの丸田です。

先日5月27日、京都コンサートホールにて関西学生混声合唱連盟第49回定期演奏会にアポロン一同出演いたしました。
わざわざ京都という兵庫から遠い地に足をお運びいただきました皆様、本当にありがとうございました。

私たちアポロンは、単独ステージにて千原英喜さん作曲の「マリア・オリエンタリス」(東方のマリア)より「アヴェ・マリア」と「サルヴェ・レジーナ」を浜田道也の指揮で演奏いたしました。
練習の成果もあり、出せる力を存分に発揮することが出来ましたが、まだ各々反省が多く残るステージとなりました。
こちらの曲集を次に演奏する機会は10月にございますコンクールになりますので、それまで精進しなければ……

合同ステージでは本山秀毅先生の指揮、船橋美穂先生・船橋茉莉子先生の親子によるピアノ連弾で松本望さん作曲の「二つの祈りの音楽」を演奏いたしました。
なんとこのステージ、入部したての1回生が3人も乗っておりました!すごい…!
激しい祈りの音楽と崇高な祈りの音楽を本山先生の巧みな指揮で表現いたしました。
総勢200人による圧巻のステージでしたが、我々67期がこの瞬間に居合わせることが出来るのがもう最後だと思うと感慨深いものがありますね。

次回のKKR定期演奏会は第50回の大変大きな節目を迎えます。
ステージの中にOB・OGによる合同ステージもあり、先程感慨深くなってしまったのですがあの感動をもう一度味わえるようです。OB・OGの皆様、来年はステージ上でお会いしましょう!

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続きまして、次回演奏会のお知らせです。
KKRが終わっても気を抜くことなく練習に励んでいる日々ですので、ぜひとも足をお運び下さい。

♪第55回兵庫県合唱祭♪
於 東リいたみホール
6月10日(日) アポロンの出演は18:10です!
曲目は松下耕さんの「大漁唄い込み」です。
1回生のほとんどはこれが演奏会デビューです!

♪Joint Concert 2018 -Ars novaを求めて-♪
於 長岡京記念文化会館
7月1日(日)  開場14:15  開演15:00
G.U.Choirさん、同志社混声合唱団こまくささんとの三団合同ステージとなります。
チケットのお求めは団員、もしくはアポロンのHPのリンクからお願い致します。
 ※OB・OG会員の皆様※
この演奏会ではOBカードでの入場が可能となっております。
1枚のOBカードで1名様ご利用できますので、当日OB会専用窓口までお越しください。チケットとお引き換えさせていただきます。

皆様の御来場お待ちしております!


チーフマネージャー  丸田真理子

2018年3月20日火曜日

2018年春合宿のご報告

私たちアポロン67期~69期は、新体制となって初めての合宿に行ってまいりました。
以下、春合宿チーフより、春合宿のご報告です。
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2月27日~3月2日に、3泊4日の春合宿に行ってきました!♪(=◇=*)

行先は淡路島ー!「国立淡路青少年交流の家」です!
海がきれいで、ご飯も美味しくて(しかもバイキング)、広々とした施設で、とってもいいところでした!

新体制になってから初めての合宿だったため、「初志貫徹」を目標に、よりいっそう気を引き締めて練習に励みました。

練習は毎日みっちりありましたが、もちろんそれだけではありません!

2日目は、体育館のような場所を使ってレクリエーションをしました!
パート対抗で、体や頭を使ったいろんなゲームをしました。
「みんな一日練習して疲れているはずなのにどうしてこんなに元気なんだ!」と思ってしまうほどとっても盛り上がって、本当に楽しかったです!
ちなみに優勝したのはわれらがソプラノでした☆⌒(*^-゚)v

3日目の夜は、毎回恒例ホームコンサートを行いました!
歌いたい歌がある人たちや、一緒に何かをしたいメンバーが集まって、合唱曲はもちろん、アカペラや楽器の演奏、バレエなどを披露するものです。
今回も、かっこよくてハイクオリティーな発表ばかりでした!
これは体験ツアーのホームコンサートも楽しみですねー‼(*>ω<)o

とても楽しく、有意義な合宿になりました!
最後に、この合宿を支えてくださった、「国立淡路青少年交流の家」の職員の皆様、そして各役職の方々、本当にありがとうございました。


新2回生 合宿マネージャー 田代愛佳

新体制のご挨拶


こんにちは。
今年度の更新が大変遅くなってしまい申し訳ございません。2018年度部長を務めます、第67期生部長の手塚義人と申します。

昨年度は皆様に支えられ記念定期演奏会という節目を迎えられました。改めて感謝申し上げます。
昨年度の記念定期演奏会で66期生は卒団を迎え、67年度の新体制がスタートしました。

ご報告という形になってしまいましたが、1月13日には南須磨公民館様の御依頼で招待演奏を行いました。新春コンサートということでまだ寒い時期でしたが春にふさわしい曲を何曲か演奏させていただきました。

また、2月27日から3月2日にかけて、国立淡路青少年交流の家にて春合宿へと行ってまいりました。詳しい報告は合宿マネージャーの方からありますので、どうぞご覧下さい!
団員全員が怪我なく健康に合宿を終えることができ、大変安心致しました。

上記のように新体制になってから積極的に活動しておりますが、今年度はさらに新たな段階へと挑戦して参ります。
技術力の向上と更なる団結を目的として、10月に行われます全日本合唱コンクール関西大会へ出場致します。
関西はレベルも高く、その中で戦うのは厳しいものがありますが、もちろん全国大会を目指して挑戦して参りますので、どうか応援よろしくお願い致します!

それでは、以下今年度の活動予定報告です。

2018年5月27日、京都コンサートホールにて、第49回関西学生混声合唱連盟定期演奏会が開催されます。今年の合同ステージ客演指揮には本山秀毅先生をお迎え致します。
また、2018年7月1日、長岡京記念文化会館にてG.U.Choirさんと同志社大学混声合唱団こまくささんとのjointコンサート2018-Ars novaを求めて-を開催致します。合同ステージにはつい先日G.U.Choirさんが初演を致しました曲をさらにパワーアップさせたメンバーでお送りいたします。

そして、2018年12月16日(日)に今年度の集大成となります第56回定期演奏会を東リいたみホールで開催いたします。
今年度の大きな挑戦にむかって、団員一同一所懸命に取り組んでまいります。是非とも御来場くださいませ。

それでは、2018年度のアポロンもよろしくお願い致します。

第67期部長 手塚義人

2018年1月17日水曜日

第55回記念定期演奏会 終演報告

少し遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。私たちアポロンは、昨年の12月24日に第55回記念定期演奏会を開催しました。
本定期演奏会の終演をもって、66期生はアポロンを卒団しました。卒団した団員を代表して、運営系四役からご挨拶申し上げます。


2017年度神戸大学混声合唱団アポロンの部長を務めておりました、66期ベースの本田卓也と申します。
 私たち神戸大学混声合唱団アポロンは去る1224日に神戸文化ホール大ホールにて第55回記念定期演奏会を開催いたしました。OBOGの皆様を含め当日は多数のお客様にご来場下さり大変光栄に思います。
 私たちはこの定期演奏会の成功を1年間の目標としてこれまで活動を行って参りました。これまで培い養ってきたものを、この演奏会で存分に発揮し1年間の集大成に相応しい最高の演奏を披露できたこと大変うれしく思います。またこの演奏会が開催できましたのも、顧問の大田美佐子先生、名誉顧問の斉田好男先生をはじめ様々なご指導いただきました諸先生方、OBOGの皆様、アポロンがお世話になりました全ての皆様の温かいご支援の賜物であります。団員を代表して感謝申し上げます。
2017年度、アポロンでは様々な演奏を披露してまいりました。4人のソリストやエレクトーン、ピアノを加えた壮大な演奏を行った定期演奏会はもとより、他5団体の人達と共に1つのステージを作りあげたKKR定演や、これまでアポロンで演奏することは無かったシアターピースを扱ったジョイントコンサート、そして地域公民館での訪問演奏などこれらの経験は我々にとってかけがえのない宝となり、これからも心に根差していくことでしょう。
 最後になりますが、本年度アポロンの活動を応援してくださった皆様に心より御礼申し上げます。2018年度、神戸大学混声合唱団アポロンは新たに70期生となる団員を加えさらなる飛躍を遂げ、より素晴らしい演奏を皆様にお届けしてくれることだろうと確信しております。今後ともご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
神戸大学混声合唱団アポロン
66代部長
本田卓也



2017年度の正指揮者を務めました重岡昂です。
55回記念定期演奏会にお越し頂いたみなさま、誠にありがとうございました。今年は"記念"にふさわしいボリュームのある演奏会とするべく企画して参りましたが、諸先生方のお力添えなしでは成功し得ませんでした。名誉顧問の斉田先生には第四ステージの客演指揮をして頂き、的確で熱のこもった指導で我々を引っ張ってくださりました。顧問の大田先生には、練習場所の確保等、我々が困難に面した時には様々な形で応援して頂きました。そして客演して頂きました内藤先生、大島先生、亀井先生、またソリストとして出演頂きましたボイストレーナーの植田先生、山田先生、井澤先生、武久先生に対しても、感謝の念に堪えません。誠にありがとうございました。
また、これほど豪華なステージ・演奏会は、OBOGのみなさまのご支援あってのものでした。みなさまの暖かい応援に心より感謝申し上げます。これからもご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
年度は変わって新体制となりましたが、既に練習や依頼演奏を行うなど、後輩達は歩みを進めております。一緒に演奏会を作ってくれた頼もしい彼らなら、きっとこの先も力強く活動してくれるだろうと確信しています。
改めて、みなさま本当にありがとうございました。

神戸大学混声合唱団アポロン
66期正指揮者
重岡昂



いつもお世話になっております。2017年度チーフマネージャーを務めておりました、高橋悠介です。
 先日の第55回記念定期演奏会にはOBOGの方々をはじめ、たくさんのお客様に足をお運びいただきました。この場で改めて御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
 この度の定期演奏会は、55回という節目の年を迎えるということで、「記念」定演にしたいという考えがまず生まれ、そこから「記念」という言葉にふさわしい演奏会にするためにはどうすればよいのかを考えなくてはなりませんでした。私たち運営系は入念な話し合いを重ね、いろんな案を出し合ってその「記念感」を模索する日々を続けました。そんな中、アポロンの名誉顧問である斉田好男先生のお力添えで、客演指揮に斉田先生を、客演ピアノに内藤典子先生と客演エレクトーンに亀井杏菜先生、そして客演ソリストにアポロンのボイストレーナーの先生方をお迎えして、ブルックナーの名曲「Te Deum」を第4ステージにて演奏することが決定しました。4名のソリストを迎えるステージを私はアポロンの定期演奏会で経験したことがなく、しかもそれがすべてアポロンのボイストレーナーの先生方であることに衝撃を受けました。それと同時に、このステージならば「記念」という言葉を象徴してくれるものになるだろうという期待感を持ちました。本当に斉田先生のお力添えなしでは成し得なかったステージですので、斉田先生には感謝してもしきれません。
 また、今回の定演は第51回定演ぶりに、チケットを有料にいたしました。これは、「団員が一年間必死に自分たちの時間を注いで練習した曲の演奏会には、価値があって然るべきだ」という考えの下、運営系で決定したことです。ホールの料金が上がったり、情報宣伝の際に気軽にチケットを配ることができなくなったりと、入場料を取る弊害はいくつかあったのですが、それでも、「お金を払ってきていただくのだから、そのお客様を失望させないように精一杯練習しよう」という団員の練習へのモチベーション向上につながったり、お金を払ってチケットを買ってくださった方は実際に演奏会に足を運んでくださりやすくなったりして、多くのメリットもありました。そして、当日たくさんのお客様に有料ながらもチケットを購入していただきました。お金を払ってでも演奏を聴きたいと思っていただけることが実感でき、じんわりとした感謝の気持ちが生まれました。
 他にも、ホームページ上でチケットを購入できるシステム(ウェブチケット)を今回採用しました。これは、7月初めにアポロン・京都大学音楽研究会ハイマート合唱団・淀川混声合唱団の3団で行ったジョイントコンサートにて採用されたシステムを、定期演奏会でも取り入れたものです。実際に、10数名の方がこのシステムを通してチケットを購入してくださりました。本当にありがとうございます。
 以上の試みを実行に移すまでに、多くの時間と労力をかけて協議しましたが、一筋縄ではいかないことも多々あり、艱難辛苦いたしました。しかし、有能な同級生や後輩が主体的に動いてくれたおかげで、提案を実現させることができました。彼らには尊敬と感謝の意を表したいです。
 チーフマネージャーは名目上定期演奏会実行委員の長であるらしいのですが、後輩の皆は指示を与えられて動くのではなく、自ら思考し、自ら他の役職に働きかけ、仕事を遂行していたように思えたため、私はただ彼らを見守る立ち位置にいさせてもらっていました。特に、定演役職チーフの皆は非常に頼もしかったです。66期生が卒団したあと、彼らがアポロンの歯車となり有機的にアポロンを動かしていってくれるだろうと期待しています。
 最後に、このブログをご覧になっている皆さまにおかれましては、引き続きアポロンの活動へのご支援、ご声援をよろしくお願い申し上げます。
 
  神戸大学混声合唱団アポロン
 66期チーフマネージャー 高橋悠介



2017年度神戸大学混声合唱団アポロンの副部長を務めさせていただきました、鵜崎真妃と申します。第55回記念定期演奏会には多くのお客様にお越しいただき、誠にありがとうございました。
運営系として日々活動に取り組む中で、アポロンのあるべき姿はどのようなものなのだろうかをことあるごとに考えてきました。私たちはアポロンの団員である前に大学生であり、学業を最優先にすべき立場です。各人が様々な事情を抱えながら、その中で週3回の本練習に参加するだけではなく、70人もの団員を抱える大きな団体の運営にあたって必要な仕事を分担してこなし、空きコマに部室で個人練習をこなすことは決して楽なことではありません。対外的には、アポロンは関西でも有数の規模を誇る大学合唱団であり、合唱界においてそれ相応の存在感と責任をもつ団でもあります。そんなアポロンが目指すべきはどのような団なのか、自分の中ではなかなか答えがみつかりませんでした。今まで伝統として引き継がれてきたことをそのまま運用するのではなく、日々変化するアポロンを取り巻く環境に適応しながら進んでいくことは決して簡単なことではなく、上手くいかないことの方が多かったように思います。それでも、自分にとって目指すべきアポロンの姿を考え、見据え、それに向けて一運営系としてまた一歌い手として取り組んできた一年間は、私にとってかけがえのないものとなりました。
アポロンでは、毎年12月の定期演奏会を一年間の集大成として位置付けています。歌についてはもちろんのこと、練習の計画、演奏会の運営、日々の団の運営、各個人の勉強や私生活とアポロンの両立など、全団員のアポロン生活の集大成です。17年度アポロンの一年間の「集大成」を、お越しくださったすべての皆様に感じていただけたなら、それ以上の幸せはありません。
定期演奏会を終えて、18年度アポロンが活動を始めています。後輩たちがこれまでの伝統を引き継ぎながら、昨年度までとはまた違う新しいアポロンを創っていってくれることでしょう。どうぞこれからも、神戸大学混声合唱団アポロンをよろしくお願いいたします。

神戸大学混声合唱団アポロン
66代副部長/66期ソプラノ
鵜崎真妃