2016年1月10日日曜日

第53回定期演奏会のご報告


 2015年度神戸大学混声合唱団アポロンの部長を務めておりました、第64期生の小島圭悟と申します。

 私たち神戸大学混声合唱団アポロンは12月5日にあましんアルカイックホールにて、第53回定期演奏会を開催致しました。多数のお客様にご来場いただきましたこと、誠に感謝致します。ありがとうございました。

  私達は定期演奏会の成功を1年間の最大の目標としてこれまで活動してまいりました。その成果である、今年一番に想いのこもった演奏を皆様に披露できましたことを心より嬉しく思います。この演奏会が開催できましたのも、顧問の大田美佐子先生、名誉顧問であり客演指揮の斉田好男先生など様々なご指導いただきました諸先生方、OBOGの皆様、アポロンがお世話になりました全ての皆様の温かいご支援の賜物であります。団員を代表して感謝申し上げます。

 2015年度の活動は例年以上に神戸大学主催の行事への出演や、幼稚園への訪問演奏など地域に密着したものが多い年となりました。これらの演奏会も定期演奏会も日々の活動の積み重ねの上に成り立っているものだと考えております。更に申し上げれば本年一年だけではなく、OBOGの皆様が築き上げてきた様々なものがあって今のアポロンがあります。そのことを肌で感じた一年でしたし、そのような歴史ある団の運営に携われましたこと光栄に思います。

  改めて、本年度アポロンの活動を応援してくださった皆様に心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。これからも神戸大学混声合唱団アポロンはさらなる飛躍を遂げ、より素晴らしい演奏を皆様にお届けしてくれることだろうと確信しております。今後ともご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

 部長 小島圭悟

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こんにちは。
2015年度チーフコンダクターを務めておりました、鈴木勝利です。

 先日の第53回定期演奏会にはOBOGさんをはじめ、たくさんのお客様にご来場いただき、この場で改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。

 1年間の集大成である定期演奏会ですが、振り返ると今年は特にどのステージもボリューミーな内容となっておりまして、歌う側も聴く側もかなりの体力と集中力を要したことかと思います。
特に、客演指揮に名誉顧問の斉田好男先生、客演ピアノに全国でご活躍されている平林知子先生をお招きしてお送りした第4ステージ、「五つの童画」(三善晃)はアポロン史上最難関の曲とも言われましたが、本番はここ一番の集中力を発揮して、いい三善サウンドを届けることができたのではないかと思います。

 また、一年を通して取り組んできた松下耕作曲の「鳥のために」ですが、こちらも重いテーマをよく表現できているとの声を多数いただき、やってきた甲斐があったなぁという気持ちです。「鳥のために」は旧ユーゴスラビアの内戦について書かれた曲です。そこに描かれた悲痛な情景、そして平和への静かで深い祈りは、私たちが決して忘れてはいけないことだと思います。戦争を経験していない私たちにとってそれを思うことは難しいことなのかもしれませんが、詩を通し曲を通して、そこに乗せられた気持ちを歌い継ぐことが私たちにできる一番のことだと思います。一年間この曲と向き合ったことは、私たちにとって貴重な経験となり財産となりました。

 アポロンはこうして、歌を通じて歌以外の大切なことも学べる場だと思っています。私たち4回生はこの演奏会を最後にアポロンを去りますが、後輩たちにはこれからも、今しかできない、そして合唱を通してでしかできない貴重な経験をしていってほしいと思います。

 定期演奏会を終え、後輩たちは次のステップへ向け早速前進し始めました。これからはOBとして、現役の活動を温かく見守っていきたいと思います。
このブログをご覧になっている皆さまにおかれましては、引き続きアポロンの活動へのご支援、ご声援をよろしくお願い申し上げます。

神戸大学混声合唱団アポロン
第64代チーフコンダクター、テナーパートリーダー
鈴木勝利

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 64期のチーフマネージャーを務めさせていただきました、ベースの林と申します。
まずはこの場をお借りいたしまして、定期演奏会に多数のご来場を賜りましたこと、厚く御礼申し上げます。

 2015年度はKKRの定期演奏会・パナソニック合唱団さん立命館大学混声合唱団メディックスさんとアポロンの三団でのジョイントコンサート・12月の定期演奏会だけでなく、学内の式典での演奏や住之江公民館での依頼演奏など様々な演奏会に取り組みました。
そのような演奏会に向けてチーフマネージャーとして働くなかで、様々な場面で団員やOBOGの方々や他団の方に助けていただき、「人と人とのつながりの大切さ」というものを強く感じ、またそのようなたくさんの「つながり」にアポロンは支えられているのだというのを身をもって感じました。
アポロンに関わってくださった皆様本当にありがとうございました。

 大学の合唱は毎年新陳代謝を繰り返し、毎年新しいものとなっていきます。
もう既に1つ下の代が2016年度の運営として動いています。
皆様には是非とも2016年度以降のアポロンの活動におきましてもご指導ご鞭撻のほどお願いいたします。
私もOBとして後輩たちの活動を見守っていきたいと思います。
今後とも神戸大学混声合唱団アポロンをよろしくお願いいたします。

チーフマネージャー 林 宏行

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こんにちは。
2015年度副部長をつとめておりました小笠原由子です。

 去る2015年12月5日に尼崎市総合文化センターあましんアルカイックホールにおいて開催いたしました第53回定期演奏会にご来場くださいました皆様、開催を応援してくださいました皆様、誠にありがとうございました。この場をお借りして、御礼申し上げます。

 今年は斉田好男先生と平林知子先生を客演にお招きし、第4ステージで三善晃作曲の「五つの童画」を演奏いたしました。一曲一曲がハイレベルで、合唱をはじめて間もない下回生には大変なステージであったと思いますが、先生方の導きのおかげで部員が一丸となって取り組み、歌いきることができ、アポロンにとって貴重な経験になったと思います。また、第4ステージの技術系の多くが2年生だったのですが、日々試行錯誤しながら大曲に向き合った今回の経験は、彼らひとりひとりにとっても成長の大きなステップになったのではないかと思っております。
私たちアポロンがこうして一年の集大成である定期演奏会を迎えられたのも、ご指導くださった先生方、日々お世話になっているボイストレーナーの先生方、そしてアポロンを応援してくださった皆様のおかげだと思っております。心より御礼申し上げます。

 さて、定期演奏会を終えて4回生は卒団し、新2~4回生による新体制でのアポロンがスタートしました。 2016年も刺激的な活動が盛りだくさんとのことで、これからも皆でより良い音楽を目指して邁進してくれるのだろうとOGとしても、いちファンとしても楽しみにしております。
ぜひとも皆様には変わらぬご指導・ご支援を賜りますようお願いしたく存じます。これからも神戸大学混声合唱団アポロンをよろしくお願いいたします。

 副部長 小笠原由子

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不手際により本稿の公開が遅れてしまいました事、お詫び申し上げます。